和久メソッド

和久メソッドのご案内

文京プレイルーム主催 写真&作品展

2月12日 終了しました。

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こども達に感性と知性を豊かに持った人間として育って欲しい 和久洋三

子どもは遊ぶ中で、生きていくうえで必要な知識や知恵をいつの間にか身につけていきます。

身につけるということは知っていくこと、知っていくことは学んでいくこと。遊びと学びは子どもにとって少しも矛盾することなく一つのことになっています。

学齢期になると、この二つがしだいに対立してくるのは、学びが自発的なものではなくなるからです。強制され、管理され、干渉され、ランクづけをされるので、多くの子ども達が勉強嫌いにさせられていきます。

しかし、新しいことを<知りたい>という気持ちは人間の根源的な欲求として失われることはありません。これが<発見欲求>。そして、人間は知ったことは自分でやってみたいという意欲をもちます。これが<表現欲求>。この発見と表現の欲求が、人間の英知を育て、喜びの毎日を生みだす<創造力>を開発していきます。

創造力は自分でやりたいという自発性があってはじめて発揮されるものです。"やってみたい"という気持ちを起こさせるために<WM(和久メソッド)創造共育>は<形>をモチーフにします。言葉をまだ獲得していない乳児さえ<形>には関心を持ちます。それは見ることができるから、触ることができるから。五感で外界を吸収しながら発達する人間にとって、この五感すべてを駆使して発見と表現を繰り返せるものは<形ある存在>をおいて他にありません。

共育は、親もアトリエのスタッフも子と共に育つことを意味します。

人間は見たり、触れたり、聞いたりする現象界から、愛や美や真理を知ろうと成長する生命です。環境を吸収(発見)し、これに働きかけ(創造し)ながら愛や美や真理を洞察していきます。この欲求を人間は道具と言語を手に入れることによって発揮する条件をつくりました。

子どもにとっての道具は童具。アトリエでは、童具を活動の核にして、子ども達に感性と知性を豊かにもった人間として育って欲しいと願っています。知性によって必然を、感性によって調和を求める人間へ、結局、必然にのっとった調和のある<つながり>。つまり愛と同質の原理をあらゆるところに求めて生きています。それを遊びながら発見し、表現する場が『わくわく創造アトリエ』です。

和久洋三の主な著書・編著・著述

『遊びの創造共育法(全7巻)』玉川大学出版部

『子どもの目が輝くとき』玉川大学出版部

『童具デザイナーのスペイン』玉川大学出版部

『おもちゃの文化史』監訳・玉川大学出版部

『しょうがっこう こくご 1ねん下』学校図書

他 小中高校教科書に執筆掲載

和久洋三の略歴

1942年 東京に生まれる
1966年 東京芸術大学美術学部工芸科工業デザイン専攻卒
1968年 株式会社フレーベル館入社企画室で2年間遊具開発を担当
1970年 浦和市私立わらしべ保育園で2年間の保父体験
1972年 東急百貨店本店、西武百貨店池袋店、松屋銀座店、伊勢丹新宿店、高島屋日本橋店などの百貨店をはじめ大型書店を含め、
 ↓
1982年
日本全国 数十ヶ所で個展及び各種催事展を開催
1982年 ドイツで優良玩具SPIEL GUTに選定される
国際フォルム展(ドイツ)入賞
1982年 5年間教鞭をとった玉川学園女子短期大学保育科非常勤講師を退任して、1年6ヶ月の間、スペインのセビリア郊外で童具の創作と研究に専念
1985年 東急百貨店本店で個展『和久洋三の童具展』を開催
1988年 朝日新聞日曜版紙上でエッセイ『童具 遊ぶこころ』を2年間連載
1989年 童具館設立 童具館プレイルームで本格的に子どもの創造教育・知的障害児教育に取り組みはじめる
1990年 東急百貨店本店で朝日新聞社主催による『童具 遊ぶこころ展』と『和久洋三の童具展』開催
1995年 文部省「幼稚園の園具・教具の整備等に関する調査研究協力者」委員
1995年 NHK教育テレビ『すくすく赤ちゃん』など多数出演
2001年 『わくわく創造アトリエ』を全国に展開
2006年 NHK教育テレビ『すくすく子育て』出演
  NHK教育テレビ『おかあさんといっしょ あそびだいすき!』 あそび監修
2007年 神戸ビエンナーレ『和久洋三の童具展・積木で遊ぼう』出展
   
現在 童具館館長
  東北芸術工科大学大学院客員教授
  特別講義講師
  東京藝術大学 愛知県立芸術大学 他      
  日本ペスタロッチー・フレーベル学会会員
  日本保育学会会員 他

WM創造共育カリキュラムの骨子

存在するものはすべて形体を有しています。

人間の思考は対象の中に関係性を読みとり、これを表現しようとします。みたて遊びを始めるのは1.5歳前後からですが、この時、1個の立方体を家にみたてることはすでに関係づける能力が身についていることを示しています。これはいろいろな家屋の形があっても、つきつめれば壁面と屋根によって構成されていることを直感しているから立方体と関係づけられるのです。

あらゆる形体は球と円柱(紡錘体)と立方体でつくられています。

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球とボールの活動を例にとって

ひとつの形体を通して、創造活動を展開していくことはその形体を多様化していくことですが、それはその形体から生み出せる可能性を発見することであり、また、他の様々なものごとに関係づけていくことでもあります。

そこで多様化の筋道を、球を例にとって述べてみます。

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子どもに発見と創造の喜びを

このように球の活動から、一つの形体によって数限りない活動が導きだされることを理解されたと思います。現在、教育現場において、教育課題が総花的に、しかも細切れに、様々な学問領域の情報を子どもに注ぎ込もうとしていますが、そこからは原理に向かおうとする姿勢も、思考を統一的に深める作業も生まれません。WM創造共育は形体(特殊)と深く関わることによって、生命原理を直感させるものです。

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